F LEAGUE 2020 公式ルール

§1.出場選手

1.各試合にはチームごとに選手を2名選出する必要があります。
2.選手の届け出は事前に行われるものとします。但し、選手が急用等で変更が必要な場合、運営許可のもとで変更が可能です。
3.運営を除くすべての選手は、大会期間中に最低2試合は出場する必要があります。

§2.試合形式/勝敗

1.肯定側は論題を肯定する役割を負います。 否定側は、肯定側による論題の肯定を妨げる役割を負います。
2.ジャッジは、前項の役割を果たしたと判断した側に対して投票する義務を負います。
3.試合は、大会主催者が定めた論題について日本語で行われます。フォーマットは以下の通りです。

肯定側立論(4分)
否定側準備時間(2分)
否定側質疑(2分)
否定側準備時間(2分)
否定側立論(4分)
肯定側準備時間(2分)
肯定側質疑(2分)
否定側準備時間(2分)
否定側第一反駁(3分)
肯定側準備時間(2分)
肯定側第一反駁(3分)
否定側準備時間(2分)
否定側第二反駁(3分)
肯定側準備時間(2分)
肯定側第二反駁(3分)

§3.スピーチと証拠資料

1.反駁において、立論で提出されなかった新規の主張や根拠、また自サイドの前パートまでに反駁が可能だった主張や根拠を提出することはできません。

2.スピーチの中で、選手は文献等を引用することはできません。

§4.大会システム

1.試合では、以下に記載のバロットとジャッジによる投票、またオーディエンスによる投票の3つの得点を計算し合計します。

A.バロット
立論、質疑、第一反駁、第二反駁の4パートに対し、それぞれ「ミクロ」「マクロ」「構成」「ユーモア」「応答/勝敗影響(立論者は応答、他パートは勝敗影響)」を採点します。各パート平均3、最大100点となります。

B.ジャッジ投票
ジャッジ(1名)の投票を50点と換算し、勝利チームに加算します。

C.オーディエンス
試合を聴かれた方を対象に投票を募り、投票比率に応じて30点を分配、加算します(四捨五入し整数になるように調整)。


2.順位決定には前項のポイントのみを用います。ただし、運営チーム(TEAM GREEN)は順位から除外します。

§5.反則行為と処分

1.次の行為があったときは反則とし、悪質な場合、審判団の判断でその試合を敗戦にすることがあります。

A.スピーチ中の選手に対して、他の選手が口頭でアドバイスを行ったとき。但しスピーチ中に個人チャットなどで指示を送ることは妨げない。
B.私語等により、スピーチの聞き取りを妨げる行為を行ったとき。

2.審判は、ディベーターとして期待されるマナーに反する行為があった場合、それらが敗戦ないし失格に至らない程度であるときでも、当該選手が所属するチームのバロットから減点することができます。

§6.特別ルール

1.運営により、11月-2月の期間にて月単位の特別ルールを発令します。

2.特別ルールは上記のルール全てに対して優先権を持ち、期間内は特別ルールが優先されます。

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